整体と整形外科の違いは?先に病院へ行くべきサインと、無理のない使い分けを岩槻の整体院が解説
整体と整形外科の違いは何ですか?
整形外科は医師が検査・診断・治療を行う医療機関で、整体院は検査や診断ができない民間の施術所です。痛みの原因を調べるのが整形外科、診断を受けたうえで身体の動きや使い方を整えるのが整体院、と考えると分かりやすくなります。
「腰が痛いけれど、病院に行くほどなのか分からない」「整形外科で湿布をもらったけれど、また痛くなる」。こうした迷いから、整体と整形外科のどちらに行くべきか調べる方は多いと思います。まずはできることの違いを表にまとめます。
| 項目 | 整体院 | 整形外科 |
|---|---|---|
| 担当する人 | 整体師など(法的な資格制度なし) | 医師(国家資格)。リハビリは医師の指示のもとで理学療法士(国家資格) |
| 検査 | できない(動き・姿勢・触った感触などを確かめる) | レントゲン・MRI・血液検査など |
| 診断・病名 | できない | できる |
| 薬・注射・手術 | できない | できる(ブロック注射なども含む) |
| 健康保険 | 使えない(自費) | 使える |
整体院は医療機関ではないので、検査や診断はできません。国民生活センターの報告(2012年)でも、整体などの施術者は医師と違って検査を行う権限がないため、病気がある場合は施術の前に医師に相談するよう呼びかけています。
整体より先に整形外科へ行くべきなのは、どんなときですか?
しびれや筋力の低下がある、会陰部(股の間)の感覚がおかしい、排尿や排便がしにくい、発熱や理由のない体重減少がある、夜も痛むといった場合は、整体より先に整形外科を受診してください。
専門書『エビデンスに基づいた徒手療法』第5章「構造的な腰痛」では、腰痛を「単純な腰痛」「神経の根元が関わる痛み」「背骨そのものの病気が疑われる痛み」に分ける考え方(Waddellの分類)が紹介されています。これをもとに、受診の目安を表にしました。
| サイン | 考えられること | 行き先 |
|---|---|---|
| 脚のしびれ・力が入りにくい・歩きにくい(広い範囲、だんだん悪くなる) | 神経が関わっている可能性 | 整形外科 |
| 会陰部のしびれ・排尿や排便の異常 | 早急な対応が必要な神経の圧迫の可能性 | すぐに医療機関(救急も含めて) |
| 全身の不調・理由のない体重の減少(発熱をともなう場合も) | 背骨や内臓の病気の可能性 | 整形外科・内科 |
| 転んだ・ぶつけたあとの強い痛み | 骨折などのケガの可能性 | 整形外科 |
| 腰から太ももまでの痛みで、動きや時間帯で強さが変わる(膝より下には響かない) | 単純な腰痛に多い特徴 | 様子を見つつ、続く場合は相談。整体院も選択肢 |
同じ本では、急な腰痛の約90%は6週間以内に回復する一方、その後に再発する人が多いことも示されています。そして、6週間たっても回復しない場合や、上のような危険なサインがある場合には、レントゲンなどの検査が役に立つとされています。厚生省の通知(医事第58号、平成3年)も、カイロプラクティックなどの施術を続けても症状が悪化する、または軽くならない場合は、施術を中止して医療機関で精査を受けるよう示しています。
レントゲンで「異常なし」と言われたのに痛いのはなぜですか?
レントゲンは主に骨を写す検査なので、骨に異常がなくても、筋肉の張りや関節の動き方、姿勢のクセといった、画像に写りにくい部分が痛みに関わっていることがあります。
「異常なし」は、骨折や骨の変形など、医療で対応すべき大きな問題が見つからなかったという、大切な情報です。そのうえで痛みが続く場合は、まず診てもらった医師に相談するのが基本です。そのうえで、日常の動き方や姿勢を見直したいときに、整体院が選択肢になります。
整体と整形外科は、どう使い分ければいいですか?
原因を調べるのは整形外科、医療機関で大きな問題がないと分かったあとの、長く続く不調や再発しやすい身体の使い方を見直すのは整体院、という順番が無理のない使い分けです。
- 初めての強い痛み・しびれ・ケガ:まず整形外科で原因を確認する
- 整形外科で大きな異常がないと言われ、肩こりや腰痛が長く続く:整体院で関節の動きや姿勢を確かめる
- 整形外科に通院中で、整体も受けたい:通院中であることを整体院に伝える。医師の治療をやめて整体に切り替えることはしない
- 整体に通っても良くならない・悪化している:施術を中止して医療機関で相談する
腰痛の仕組みについては腰痛のページで、整体院と整骨院(接骨院)の違いは整体と整骨院の違いの記事で解説しています。
岩槻の整体Re.Lifeでは、施術の前に何を確かめますか?
岩槻の整体Re.Lifeでは、施術の前に、つらい場所だけでなく関節の動き・呼吸・姿勢を確かめ、あわせて通院中の病気や、医療機関の受診が必要なサインがないかを伺います。
東岩槻駅北口から徒歩約1分の完全個室の整体院で、初回は60分の中で身体を確かめてから施術し、施術のあとにもう一度確かめます。ピラティスは、必要な方にだけ取り入れています。病院で検査を受けたことがある方は、そのとき言われた内容を教えていただけると、施術の参考になります。初回の料金や流れは料金・通い方のページをご覧ください。
よくある質問
ぎっくり腰は、整体と整形外科のどっちに行けばいいですか?
脚のしびれがある、動けないほど痛い、転んだあとに痛めたといった場合は、まず整形外科を受診してください。落ち着いたあとに、くり返さないための身体の使い方を見直したい場合は、整体院が選択肢になります。
整形外科のリハビリと整体の違いは何ですか?
整形外科のリハビリは、医師の指示のもとで理学療法士という国家資格者が行い、健康保険が使えます。整体は医療機関の外で行う自費の施術で、医師の指示はありません。
整体院でレントゲンを撮ってもらえますか?
撮れません。レントゲンなどの検査や診断ができるのは医療機関だけです。骨の状態を確かめたい場合は、整形外科を受診してください。
整形外科と整体院に、同時に通ってもいいですか?
通うこと自体はできますが、整体院には通院中であること、整形外科で言われた内容、処方されている薬を必ず伝えてください。医師の治療を自己判断でやめることはおすすめしません。
参考文献
- 『エビデンスに基づいた徒手療法』 第5章「構造的な腰痛」Waddellの分類による腰痛の鑑別(単純な腰痛/神経根の痛み/脊椎の病気の徴候)、急性腰痛の約90%が6週間以内に回復し大半が再発すること、6週間で回復しない場合や危険な徴候があるときのX線検査
- 『医業類似行為に対する取扱いについて』 厚生省健康政策局医事課長通知 医事第58号(平成3年6月28日)施術の対象とすることが適当でない疾患、施術を続けても症状が悪化・改善しない場合は施術を中止して医療機関で精査を受けること
- 『理学療法士及び作業療法士法』 昭和40年法律第137号 第2条理学療法士は、医師の指示の下に理学療法を行う国家資格者
- 『手技による医業類似行為の危害 -整体、カイロプラクティック、マッサージ等で重症事例も-』 国民生活センター 報道発表資料(2012年8月2日)施術者は医師と異なり検査を行う権限がないこと、疾病がある場合は施術の前に医師に相談すること、悪化・改善しない場合は医療機関を受診すること
※ 本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の症状の診断・治療を保証するものではありません。気になる症状がある場合は、医療機関へのご相談をおすすめします。
※ 本記事は、AIを使って下書きを作成し、体の仕組みの説明は専門書(参考文献)で確認したうえで、院長が内容を確認して公開しています(確認日 2026-10-22)。
