整体と整骨院(接骨院)の違いは?資格・保険・どちらに行くかを岩槻の整体院が表で整理
整体と整骨院(接骨院)の違いは何ですか?
整骨院(接骨院)は柔道整復師という国家資格者が施術する場所で、急なケガには健康保険が使えます。整体院は法的な資格制度のない民間の施術所で、健康保険は使えず料金は自費です。
「肩がつらいけれど、整体と整骨院のどちらに行けばいいのか分からない」というご相談は、岩槻・東岩槻でもよくいただきます。看板の雰囲気は似ていても、両者は法律上の位置づけから違います。まずは全体像を表にまとめます。
| 項目 | 整体院 | 整骨院・接骨院 |
|---|---|---|
| 施術する人 | 整体師など(法的な資格制度はない) | 柔道整復師(国家資格) |
| 健康保険 | 使えない(自費) | 急なケガ(骨折・脱臼・打撲・捻挫・肉離れ)なら使える。それ以外は自費 |
| 主な対象 | 長く続く肩こり・腰痛、姿勢、身体の使い方のクセなど | 原因のはっきりした急なケガ |
| 料金の決まり方 | 院ごとに自由に決める | 保険の場合は国の基準、自費メニューは院ごと |
| 施術の内容 | 院ごとに方法が大きく異なる | ケガの整復・固定と、その後の施術が中心 |
整体とは、手技によって骨格や筋肉、関節の動きを整えることを目的とした民間の施術のことです。国民生活センターの報告(2012年)でも、整体には統一された明確な定義がなく、法的な資格制度もないと整理されています。一方、柔道整復は、国が認めた養成施設で3年以上学び、国家試験に合格した人だけが仕事として行えるものです。
整骨院と接骨院は違うのですか?
整骨院と接骨院は、どちらも柔道整復師が施術する同じ種類の施術所で、呼び方が違うだけです。
「接骨院」「ほねつぎ」「整骨院」など名前はいくつかありますが、健康保険の扱いや施術できる範囲に違いはありません。この記事では、まとめて「整骨院」と呼びます。
整骨院で健康保険が使えるのはどんなときですか?
整骨院で健康保険が使えるのは、骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷(肉離れ)といった、急性などの外傷性のケガに限られます。
全国健康保険協会(協会けんぽ)の案内によると、骨折と脱臼は、緊急の場合を除いて、あらかじめ医師の同意が必要です。反対に、次のような場合は健康保険の対象になりません。
| 使えない例 | 補足 |
|---|---|
| 単なる肩こり・筋肉疲労 | ケガではない、日常的な疲れやこり |
| 慰安目的のマッサージ代わり | 疲れを取るための利用 |
| 病気から来る痛み | 神経痛・五十肩など |
| 慢性の症状・後遺症 | 長く施術しても変化がないもの |
| 仕事中・通勤途中のケガ | 労災保険の扱いになる |
| 病院で同じケガを治療中 | 医療機関との重複 |
ですから、「長く続く肩こりを保険で安く見てもらう」という使い方は、制度上できません。整骨院で保険を使うときは、いつ・どこで・何をしてケガをしたのかを正確に伝えること、書類に署名するときは傷病名・日数・金額を確かめること、領収書を受け取ることが、協会けんぽからも呼びかけられています。
整体院では健康保険は使えますか?
整体院では健康保険は使えず、料金はすべて自費になります。
整体は健康保険の制度の外にある施術なので、保険証は必要ありません。料金は院ごとに決めていて、時間や内容もさまざまです。自費である分、保険の基準に縛られずに時間を使えるのが整体院の特徴です。たとえば、痛む場所だけでなく、関節の動き・呼吸・姿勢を施術の前後で確かめる時間を取ることができます。
岩槻の整体Re.Lifeも整体院なので自費で、初回は60分4,980円(税込)です。着替えやお話を含めた総所要時間は約90分です。通い方や料金の詳細は料金・通い方のページにまとめています。
整体師は国家資格ですか?
整体師は国家資格ではありません。整体には法律で定められた資格制度がなく、民間の団体や学校が独自に認定している資格があるだけです。
そのため、整体院の技術や知識は院によって大きく違います。これは整体院の側から見ても正直にお伝えすべき点で、「国家資格があるから安心」という目安が使えない分、院が実際に何をしているかを、利用する方ご自身が確かめる必要があります。確かめたいポイントは、このあと「整体院を選ぶときに確かめたいこと」でまとめます。
なお、「マッサージ」は本来、あん摩マッサージ指圧師という国家資格の業務です。厚生労働省も、あん摩マッサージ指圧が行われていない施設が「マッサージ」と広告しないよう、都道府県に指導を求めています(国民生活センター2012年の報告より)。
肩こり・腰痛・ぎっくり腰は、どこに行けばいいですか?
急なケガなら整骨院か整形外科、長く続く肩こりや腰痛なら整体院、しびれや発熱など気になるサインがあれば最初に整形外科などの医療機関が目安です。
| こんなとき | まず相談する先 |
|---|---|
| しびれ・力が入らない・発熱・夜も痛む・転んで強く痛む | 整形外科などの医療機関(検査や診断ができるのは医療機関だけ) |
| ひねった・ぶつけたなど、原因のはっきりした急なケガ | 整形外科、または整骨院(健康保険の対象) |
| ぎっくり腰で動けない・脚までしびれる | まず医療機関。落ち着いてから整体院で再発しにくい身体づくりを相談 |
| 何か月も続く肩こり・腰痛、姿勢のクセ | 整体院(医療機関で大きな異常がないと言われている方はとくに) |
| 病院に通っているのに良くならない・悪化している | 通っている医療機関にまず相談。整体院を検討する場合もそのことを伝える |
カイロプラクティックなどの施術について定めた厚生省の通知(医事第58号、平成3年)でも、施術を長く続けても症状が悪化する、あるいは軽くならない場合は、施術を中止して医療機関で精査を受けるよう示されています。整体院に通うかどうかにかかわらず、覚えておいてほしい目安です。
肩こりや腰痛について、身体の仕組みからもう少し詳しく知りたい方は肩こりのページや腰痛のページもご覧ください。
整体院が「痛い場所だけ」を見ないのはなぜですか?
長く続く肩こりや腰痛では、痛む場所と、動きがうまくいっていない場所が一致しないことがあるためです。
たとえば腕を上げる動きでは、上腕と肩甲骨がおよそ2対1の割合で一緒に動いています(『からだの構造と機能 I』4.3「上腕の運動」)。腕を60度上げるとき、肩の関節が40度、肩甲骨が20度動くという関係です。肩甲骨の動きが小さくなると、その分を肩の関節や首まわりの筋肉が補うことになり、つらさを感じる場所は肩でも、動きの問題は肩甲骨の側にある、ということが起こりえます。
また、痛みの感じ方そのものにも注意が必要です。神経科学の教科書『カンデル神経科学』第20章「痛み」には、内臓などの問題による痛みが離れた身体の表面の痛みとして感じられる「関連痛」が説明されており、痛みを感じる場所から原因を推定できないことがあるとされています。整体院が施術の前に身体を確かめるのは、動きの問題を探すためであると同時に、「整体ではなく医療機関で見てもらうべきサイン」を見落とさないためでもあります。
整体院を選ぶときに確かめたいことは?
整体院を選ぶときは、施術の前に身体の状態を確かめて説明してくれるか、必要なら医療機関の受診を勧めてくれるか、料金や回数券の説明がはっきりしているかを確かめると安心です。
- 施術の前後に確かめているか:最初に動きや姿勢を確認し、施術のあとにもう一度確かめて、変化をご自身でも分かるように説明してくれるか
- 持病や通院のことを聞いてくれるか:ヘルニアや脊柱管狭窄症、骨粗しょう症など、施術の対象にすべきでない場合があるため(医事第58号)
- 医療機関を勧めるべきときに勧めるか:しびれや強い痛みなどのサインがあるのに、通い続けるよう勧めていないか
- 料金の説明がはっきりしているか:その日のうちに高額な回数券の契約を迫られないか。国民生活センターの報告にも、回数券を買った後に症状が悪化した相談例が載っています
岩槻の整体Re.Lifeは、東岩槻駅北口から徒歩約1分にある完全個室の整体院です。まず身体を確かめてから施術し、施術のあとにもう一度確かめます。ピラティスは、必要な方にだけ取り入れています。続けるかどうかは、施術と説明を受けてからご自身で決めていただき、回数券や会員プランの無理な勧誘はしていません。初回の流れはトップページの「初回の流れ」でご覧いただけます。
よくある質問
整骨院と整体院では、料金はどちらが高いですか?
健康保険が使える急なケガなら、自己負担は1〜3割なので整骨院の方が安くなります。長く続く肩こりなど保険の対象外の場合は、整骨院でも自費になるため、どちらが高いかは院ごとの料金しだいです。
整骨院で、肩こりに保険を使ってもいいのですか?
ケガが原因ではない単なる肩こりや筋肉疲労は、健康保険の対象外です。保険を使うときは、負傷の原因を正確に伝えることが協会けんぽからも呼びかけられています。
骨盤の歪みが気になるときは、整体と整骨院のどっちですか?
骨盤の歪みはケガではないので、整骨院でも健康保険は使えず、どちらに行っても自費の施術になります。骨盤だけでなく股関節や背骨の動きも含めて確かめてほしい場合は、整体院が選択肢になります。考え方は骨盤の歪みのページにまとめています。
整体院と整骨院に、両方通ってもいいですか?
通うこと自体は問題ありません。ただし、医療機関や整骨院でケガの治療を受けている最中なら、そのことを整体院に必ず伝えてください。施術を控えた方がよい場合があります。
整体と整形外科の違いは何ですか?
整形外科は医師がいる医療機関で、レントゲンなどの検査や診断、薬の処方ができます。整体院は医療機関ではないので、検査や診断はできません。原因がはっきりしない痛みやしびれは、まず整形外科で相談するのが基本です。
参考文献
- 『手技による医業類似行為の危害 -整体、カイロプラクティック、マッサージ等で重症事例も-』 国民生活センター 報道発表資料(2012年8月2日)整体・カイロプラクティックは法的な資格制度のない医業類似行為であること、あん摩マッサージ指圧・柔道整復は国家資格であること、柔道整復の療養費の対象(肩こり・筋肉疲労は対象外)、消費者への助言
- 『柔道整復師のかかり方』 全国健康保険協会(協会けんぽ)ウェブサイト整骨院・接骨院で健康保険が使える場合(急性などの外傷性の打撲・捻挫・挫傷、骨折・脱臼)と使えない場合、受けるときの注意
- 『医業類似行為に対する取扱いについて』 厚生省健康政策局医事課長通知 医事第58号(平成3年6月28日)施術の対象とすることが適当でない疾患、施術を続けても改善しない場合は医療機関で精査を受けること
- 『からだの構造と機能 I』 4.3「上腕の運動」腕を上げるとき上腕と肩甲骨が2対1の割合で連動する(肩甲上腕リズム)
- 『カンデル神経科学』 第20章「痛み」関連痛:痛みを感じる場所から原因を推定できないことがある
※ 本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の症状の診断・治療を保証するものではありません。気になる症状がある場合は、医療機関へのご相談をおすすめします。
※ 本記事は、AIを使って下書きを作成し、体の仕組みの説明は専門書(参考文献)で確認したうえで、院長が内容を確認して公開しています(確認日 2026-09-26)。
